2013年リバポ流行語大賞 ~この1年間で最も印象に残った言葉に投票して下さい~ 結果発表

メリー・クリスマス!


Twitter上でフォロー&フォロワーさんにご協力いただいて開催しました「2013年リバポ流行語大賞」。


今回は!なんと昨年を上回る全161票もの投票を頂きました!!
皆様のリバポ愛の賜物でございます。

本当に、本当にありがとうございました!!!

それでは、どどーんと結果発表でございます!!!





1位 SAS(43票)



1位はやっぱりこの言葉!!!

シーズン序盤のスタリッジ1トップからスアレスの復帰で3-4-1-2にシフト。
ロジャーズが2人を活かすために編み出したのがキャピタルワン・カップのマンチェスターユナイテッド戦のことでした。
試合自体は負けてしまったものの、十分な可能性を感じさせた試合でした。

その後の活躍は皆さん御存知の通り。
プレミアリーグ7試合で合計10得点を積み重ねる目覚ましい成果を見せました。
今はスタリッジの負傷でスアレス1トップとなっていますが、目標であるCL出場、そして優勝争いの為には今後2人の力が必要となるでしょう。

◇◇◇

2位 Thanks Carra(33票)


2位は今年の5月、17年間の現役生活にピリオドを打ったジェイミー・キャラガー氏。
737試合の出場はリバプール歴代2位の記録でした。
言葉は尽きませんが、書き連ねてしまうとこのエントリをまるまる使いきってしまうので、私の好きな言葉を以ってキャラへの賛辞としたいと思います。

"If you understand Carra, you'll understand everyone."
Benítez to Morientes when he arrived at the club

◇◇◇

3位 £40m+1(20票)

Arsenal bid £40m plus £1 for Luis Suárez to activate talks


昨夏の移籍市場、耳を疑うニュースがリバプールファンの耳に飛び込んできました。
アーセナルがスアレス獲得に「4000万+1ポンド」のオファーを出してきたというのです。
スアレスの契約の中には「4000万ポンド以上のオファーがあった場合、放出を容認するという条項が含まれている」との根強い噂がありました。
それを聞きつけたアーセナルが、8季に渡る無冠に終止符を打つために大型補強を試みようと提示してきたものでした。

そのオファーにスアレスも応答。
移籍志願書スレスレまで行ったところを、ジェラードの必死の説得やリバプールファンのサポートなどで何とか残留ということになりました。

結果的にこれが大成功でした。
今季は12試合出場で19得点と乗りに乗っています。
この冬には長期契約延長も行い、今後ますますの活躍が望まれています。

◇◇◇

4位 top top top top top player (11票)




発端はマンチェスター・ユナイテッド前監督、サー・アレックス・ファーガソンでした。
彼は自伝にて我らがキャプテン、スティーブン・ジェラードを「本当のトッププレーヤーではない」と書いたのです。
それに反応したロジャーズ監督が発言したのがこの言葉。
topを5回強調し、ジェラードの素晴らしさを力説しました。

◇◇◇

5位 「お前のCLのメダルはどこにあるんだよクソったれ!」(9票)

9月1日のリバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦。
ロビン・ファン・ペルシ選手(RvP)とジェラードの間で口論がありました。
何でもRvPがジェラードに対し「お前のプレミアのメダルはどこにあるんだ?」と発言したとか。
それに対するジェラードの返事が下記のとおりです。

「持ってないが、俺は少なくとも成功のために自分のクラブを捨ててライバルクラブには行かないね、裏切り者!」

TwitterやFacebookではジェラードを賞賛するコメント、そしてRvPへの非難が殺到しました。
その中のコメントが、5位に輝いたこのセリフ。
まったくもってその通りです。

◇◇◇

6位 コロ助(7票)


今夏、マンチェスターシティよりフリーで獲得したコロ・トゥレ選手。
キャラガー引退によりDFラインに不足した経験値を買われての移籍でしたが、これが大当たりでした。
アーセナルの無敗優勝の立役者でもあり、マンシティでリーグ優勝も経験。
彼の存在はディフェンスラインに安定感をもたらし、特に3バックのSASシステムにおいて重要な役割を果たしました。
日本の一部KOPツイッタラーの間では「コロ助」という愛称で親しまれています。

しかし!!!
彼の最大の特徴は、実はそんなことではなかったのです!!!


移籍直後、公式サイトに公開されたコロ・トゥーレの写真。

何故か肘掛け撮影(0票)!!!

そう、彼はとっておきのネタキャラだったのです。

今季冬、ウォーリアーとの専属契約も交わした彼にますます目が離せません。

◇◇◇

7位 神にょれ(7票)
11位 おやすみにょれ(4票)



今夏900万ポンドでサンダーランドより獲得したシモン・ミニョレ選手。
開幕節のストーク・シティ戦でPKストップに成功し、いきなりKOPの心をわしづかみにしました。
その後も神がかり的なセーブを連発、すっかりアンフィールドの新守護神として認知されるようになりました。

名前に特徴があるので「~みにょれ」と日常会話の語尾に使う人もいるとか、いないとか?
今後の活躍も期待しましょう。


◇◇◇

8位 噛み付き(6票)


Luis Suárez given 10-match ban for biting Branislav Ivanovic


今年はやはりこの事件を無視して通れませんね。
スアレスの噛み付き事件がランクインしました。

全英に衝撃をもたらし、首相のデイビッド・キャメロンもFAへ働きかけたという大きな出来事でした。
結果的にスアレスは10試合の出場停止となり、もしかしたら獲得できたかもしれない12-13シーズンの得点王をRvPにかっさらわれています。

しかし今季の活躍は前述のとおり。
シーズン開始後5試合の出場停止を感じさせない驚異的なペースでゴールを量産しています。

8位 いえす!あすぱす!(6票)


こちらも新加入のイアゴ・アスパス選手。
怪我などの影響で印象的な活躍は出来ていませんが、スペイン人らしい面白い動きをする選手と思っています。
今はスアレス絶好調で中々出番がありませんが、頑張ってもらいたい!

合言葉は・・・

いえす!あすぱす!!

(ちなみに元ネタはこちら→ 阿澄佳奈 )

◇◇◇

10位 What are they smoking at Emirates?(5票)

What are they smoking? Liverpool owner mocks Arsenal’s Suarez bid

前述したアーセナルの£40m+1のオファーを受けて、リバプールのオーナー自らTwitterで発言しました。
このツイートは30分で7500回もリツイートされ、またたく間に全世界に広がっていきました。
要はふざけんなよ!ってことですね。
この人、普段は温厚な知識人と認識されていますから、にやりとする皮肉にリバプールファンは胸がすくような思いだったことでしょう。


What are they smoking at Emirates?
















◇◇◇

12位 Suarez is not for sale(2票)

過熱するスアレス移籍騒動に対し、リバプールが公式に声明を出しました。
結果的に、スアレス残留ということになったのは周知の事実ですね。

12位 シャンクリ―生誕100周年(2票)









リバプール史上最も偉大な監督、ビル・シャンクリーの生誕100周年。
9月1日のマンチェスター・ユナイテッド戦でセレモニーが行われました。

◇◇◇

14位 3バック(1票)


スアレス復帰後のSASシステム。
コロ・トゥーレ、シュクルテル、「モンスター」サコーが並ぶ機会が多かったですね。

よく考えると、今季リバプールは様々なシステムに挑戦しています。
スタリッジ1トップの4-3-3、SASの3-4-1-2、アーセナル戦後半の4-4-2、スアレス1トップの4-2-3-1、そしてジェラード離脱による4-3-3。
どのフォーメーションにも、ヘンダーソンの貢献が欠かせません。
今季前半の影のMVPですね。

14位 スタリッジダンス(Do the Sturridge)(1票)

スタリッジのゴールセレブレーションパフォとしてすっかり定着した「スタリッジ・ダンス」。
これ、実際演ってみるとなかなか難しいんですよね。
Youtubeには、ファンが本物のスタリッジと一緒に踊ってみた動画もUPされました。




14位 シェルヴィー祭り(1票)



夏にリバプールを去ってスウォンジー・シティに加入したジョンジョ・シェルビー選手。
移籍後はじめての対戦は、両軍合わせて4得点の全てにシェルビーが絡む衝撃的な展開に。
未だに、リバプールファンからは愛されています。

14位 KOLO TOURO(1票)

あるファンが、自分の体に誤って「KOLO TOURO」というタトゥーを掘ってしまったとニュースになりました。

すると、コロ・トゥーレ選手がTwitterで以下のようなやりとりを・・・

ほんと、いい人ですね。


◇◇◇


【その他】(0票、Otherへの書き込み)

●行けぇスアレス、噛み付き攻撃だ!

これは・・・ポケモンですかね?

2012-2013 Everton6位 Liverpool7位

ぐぬぬ・・・
今季こそは!!

●アウェイユニフォーム(0票)

非常にダサイと話題に。

ナポリへローン移籍(0票)

某RB氏がナポリの新監督に就任したことにより、リバプールの選手が大量にナポリから狙われるという異常事態に。
実際にはペペ・レイナ選手がローン移籍中です。

アンフィールドで「言ってはいけない40の言葉」(0票)

Liverpool issue club staff with list of 'unacceptable' words and phrases that have been banned from Anfield



本当かどうかはわかりませんが、リバプールが「アンフィールドで言ってはいけない言葉」をリストにしているというニュースが流れました。
人種差別、性差別的な用語が大半を占めています。


◇◇◇


さて、以上で結果発表終了となりますが、どうでしたか?

ここ数年間はネガティブな言葉やネタが大賞に輝くことが多かった印象ですが、今年は上位に「SAS」や「Thanks Carra」などポジティブな話題が多かったように思います。
個人的には、現在のリバプールの状況を象徴しているように感じました。

本記事を酒の肴に、2013年を振り返っていただければ幸いです。


皆さん、今年1年間本当にお疲れ様でした!!!

2014年もYNWA!!!!!

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